おいしい野菜炒めは難しい

材料

 日本食研の野菜炒め作り「とろみ中華」、豚小間肉、人参、玉ねぎ、ホウレンソウ

調味料等

 オリーブオイル、水

調理道具

 フライパン

調理方法

 何とかおいしい野菜炒めが出来ないものかと、市販製品をいろいろ試しているのですが、作ってみると、「なんだかこれなら家にあるオイスターソースを使って作れば充分だな」とがっかりすることが多いです。

 それでもスーパーで今まで見たことがない製品を見かけると、「これならきっとおいしいに違いない」と思い、つい手が出てしまいます。値段もまあ150〜200円前後のものが多いので、それほどおいしくなくても諦めがつきます。

 というわけで、今回目を付けたのが日本食研から販売されていた「野菜炒め作り とろみ中華味」という製品。確か150円前後で、小さな袋入り。

日本食研の野菜炒め作り「とろみ中華」

 裏面を見ると、基本の材料は肉と野菜と水で、これらを炒めて袋の中の調味料を入れて混ぜるだけ。野菜や肉を食べやすい大きさに切るのが手間ですが、味付け等を気にかける必要はなし。

 パッケージの裏面を見て、香辛料の種類を確かめると、アミノ酸にニンニク、生姜、しょうゆといったものが加わっています。二酸化ケイ素も入っているようで、これはちょっとよく分かりません。

 帰宅して、先ず豚小間肉200gを食べやすい大きさに切りました。用意した野菜は、いつも玄関わきに置いてある野菜ストックの中から、人参、玉ねぎ、ホウレンソウなんぞを取り出し、食べやすい大きさに切りました。

 準備ができたところでフライパンを用意して、オリーブオイルを入れて肉や野菜を炒めます。最初はフライパンに盛り上がっていた野菜が、加熱とともに見かけが小さくなります。

 全体に火が通った頃、パック内の調味料を200mLの水に溶かし、これを一気にフライパンに入れます。グツグツ煮詰めていくと水分が蒸発し、徐々にとろみが出てきました。

 まあこんなところだろうと思ったところで火を止めて出来上がり。食べてみると・・・・・???「う〜ん、これはいったい何味なんだろう?」という疑問が。

 八宝菜のような、野菜炒めのような、なんとも書き表しようがないですね。野菜の組み合わせ、特にほうれん草が多すぎたのかも。まずいわけではありませんが、うまいわけでもない。

 この味に合う野菜は白菜やキャベツ、モヤシ、シイタケあたりでしょうか?若干のとろみは、よく中華の炒め物で見かける雰囲気とよく似ていますので、おいしそうには見えますが、まあ値段なりの味だなというのが正直な感想。

 息子も似たような感想を持ったようで、やはりオイスターソースに中華だしを入れた、ゴマ油で炒める素朴な野菜炒めの方がおいしいようです。


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