タケノコのあく抜き

材料

 タケノコ

調味料等

 ヌカまたはコメのとぎ汁

調理道具

 鍋、ざる

調理方法

 何かおいしい食材はないかと、スーパーではなく農協に行ってみたら、おいしそうなタケノコが多数販売されていました。そういえば、父子家庭になって自炊をするようになってから、いわゆるたけのこご飯は作ったことがなかったなあと思い、「だったら試しに作ってみるか」 と決断。

 とはいえ、我が家は息子との二人家族ですから、量は必要なし。というわけで、見かけではなく、販売されているものの中から一番小さなものを選択。

 これがなんと2本で200円という破格の安さ。他のものは1本で300〜500円ですから、ありがたい。早速購入して1本は実家へ。ちなみにレジに持っていくと、おばさんが早口で「○○いりますか?」と言って、茶色っぽい粉の入ったビニール袋を見せてくれました。

 突然のことで、なおかつ後ろに人が並んでいたので、分かったふりをして「いりません」と即答。会計を済ませてから、いったいあの袋の中身は何だったんだろう?と疑問に思いながら帰宅。

 その後、「確かタケノコはあく抜きが必要だったはず」と頭の片隅に記憶があったので、早速ネットを使ってあく抜き方法を検索。すると、あく抜きにはヌカまたはコメのとぎ汁が良いと書かれていて、ようやく茶色の粉の正体が判明。

 しかしもらってこなかったので、米のとぎ汁を使うことにして、とりあえずその日使う米3合を洗米。そのとぎ汁を鍋に入れました。

 続いてタケノコ本体ですが、頭をちょっと切り落として、縦に切れ目を入れ、そこから皮を剥いていきましたが、剥いても剥いても皮が現れ、身はどんどん細くなっていきます。

 「いったいどこまで剥げばいいんだ?」と思いながら剥いていくと、焦げ茶色だった皮の色が少しずつ薄くなってきたので、「まあこの辺でいいか」と適当なところで切り上げました。
 
 というわけで皮をとり、根元のぶつぶつ部分(根の痕?)を少し切り落とし、ようやくタケノコらしい本体となり、これを縦に半分にして、先ほどのとぎ汁に入れ加熱。

 ここで驚いたのがあく抜きに要する時間。ネットの情報では1時間半ぐらい加熱すると書かれていてびっくり。というわけで、他の用事をこなしながら、鍋にアルミ箔の落し蓋を乗せ弱火で加熱。

 途中でちょっと中を見たら、アルミ箔や鍋の壁面にあくらしきものがこびりついていて、これまたその量にびっくり。1時間半後、ちょっと根元の部分を箸で突っついて出来上がりを確認。

 「よし出来た!」と思ったので、とぎ汁をざるに開けてタケノコ本体を取り出し、少し冷ましたのち皿に入れてラップをかけ冷蔵庫へ。

 いやはや時間がかかるもんなんですね。「こりゃやっぱりスーパーで水煮を買った方が便利だな」と思いましたが、「いやいや自分で調理することに意義があるんだ」と自分に言い聞かせて、とりあえずあく抜き作業終了です。



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