調理に必要な時間


 専業主婦の方は当たり前だと思いますが、三食をきちんとほぼ同じ時間に用意して、栄養バランスを考え、なおかつ家計が破綻しないように努力するのは本当に大変だなと感じます。

 その上折角作ったものの評判が悪かったり、余りが大量に出たりするとめげます。(今のところ我が家ではそういうことはほとんどありませんが)しかも買い物も含めて調理のための準備の時間がかなり必要。

 現状は、朝が15分ぐらい?昼の買い物は最低30分から1.5時間ぐらい。さらに自分のために昼食を作る時間が、パスタ等の場合は茹で時間も考えて約30分。

 夕食のメニューは、こういったブログ書きをしている最中に突然「今日はあれを食べよう」と思いつくこともありますが、多くは買い物先のスーパーで決まることが多いです。

 しかし最初の頃はセール品を見ても、それをどうやって料理して食べようかという案がまったく思い浮かびませんでした。

 それやこれやでようやく決まった食材を買って帰宅。夕食準備はだいたい5時半前後から始めますが、ご飯の準備で5分。野菜を切ったりする調理の準備で15分。

 それらを炒めたり焼いたりするなら10分、煮込むなら最低30分から1時間。その間に味噌汁の用意、サラダの準備なんかをやっていると、だいたい毎日準備に1時間ぐらいかかります。

 都合朝食からまとめると、食事の準備だけで、買い物を含めて2〜3時間必要。これに実際に食べている時間を加えると、朝30分、昼30分、夜はアルコールを飲むので1時間。都合2時間。さらに食器洗い等が15分。

 ということは三食を自炊できちんと食べ続けようと思うと、労働時間が3時間前後必要で、実際に食べている時間が2時間あることになり、1日に起きている時間が15時間あるとしても、そのうちの3分の1は食べることに費やされているということになります。

 それでも昔の狩猟時代の人々は、ともかく食べるためだけに生活していたわけですから、それに較べればその他に10時間空きがあるというのは文明が進んだ証拠であるともいえそうです。

 しかしこれにさらに洗濯や掃除、ごみ処理、風呂の準備等の家事も含めると、自分が本当にやりたいことをやれる時間は、例え退職者であっても実に少ないなと感じざるを得ません。

 ちょっと料理レシピとは直接関係ない話題でした。
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