安い野菜はどこで手に入る?

2018.8.5

 猛暑の夏が続き、私が今年から試みている市民農園ではキューリはすでに全滅。周辺で同じような畑で頑張っている方も、今年は早いうちにキューリが枯れてしまい植え替えたと言っていました。

 トマトはまあ何とか収穫できていますが、台風等で雨が大量に降るとひび割れがひどくなります。種から育てたサニーレタスも、暑さのせいか大きく育ちすぎて撤去。

 山東菜、青梗菜、水菜といった葉物類は、早々とダウン。残ったものも虫に食われたり、猛暑の影響で葉っぱがねじくれてしまったりで散々な出来です。

 唯一頑張っているのがナスとピーマン。ピーマンは実がなかなか大きくなりませんが、それでもおいしいピーマンが収穫できています。またナスは3本しか植えていませんが、毎日のように数個採れるので、ここのところ毎日ナスのメニューを作っていますが、いささか飽きてきました。

 とはいうものの、スーパーに行って野菜の値段を見ると、ここ1〜2週間で値段がじわじわ上昇。市民農園での作物の出来を考えると、プロの農家も苦労しているのだと思いますが消費者には痛い値上げです。

 市民農園で野菜を育てていると、だいたいそろそろ野菜の値段が上がってくるなということが、自分や周囲の畑の作物を見て予想できますね。

 というわけで、ここのところスーパーではなく農協の店に行く機会が増えています。理由は単純。先ず「安さ」。スーパーより若干ですが安い気がします。

 また農協周辺の農家が提供している野菜が多いので「新鮮」。スーパーの場合は品ぞろえをよくしようと全国各地から取り寄せているはずで、その輸送コストも馬鹿にならないような気がします。

 また「安さ」にも関連しますが、規格外の作物があること。キューリなんかは、どうしてもねじれて曲がってしまうものが出来てしまいますが、そういったものでも味はそれほど変わりません。

 個人的にはそういった曲がったキューリこそ本来の姿だという気もしています。当然ながらこういったものは安くなっているので家計にも助かります。

 というわけで、9時開店の農協の店には、8時半過ぎから客が集まって開店を待っている光景をよく目にするようになりました。それを横目で見ながら、私は今日もナスの収穫です。



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