バンコクなら「トム・ヤム・クン」です

鶏のから揚げと春巻き
鶏のから揚げと春巻き
豆腐のガーリックフライ
豆腐のガーリックフライ
トム・ヤム・クン
トム・ヤム・クン

 旅行に行っていると、毎日が刺激の連続で、1日があっという間に過ぎていきます。今日はもうバンコク4日目。明後日は帰国です。

 昨日のお昼は、ホテル近くの和食レストランで「サバの塩焼き定食」を食べました。これがだいたい日本円で600円ぐらい。茶碗蒸しやみそ汁もついた立派な定食です。

 夜はタイ料理。かねてから狙いを付けていた、いつも混雑する店にようやく入店。「鳥の唐揚げと春巻き」という妙な組み合わせの料理と、「豆腐のガーリックフライ」という、これまた面白い料理を食べましたが、両者ともおいしかったです。

 バンコクに来る回数が増えるに従って、タイ料理にも徐々に慣れてきたように感じます。

 その勢いのまま、今日の昼は、初めて地元の食堂と思われるようなオープンエアの店で「トム・ヤム・クン」なるものを、店員さんの薦めで食べてみました。

 タイの代表的なスープ料理ですが、辛いのではないかとこれまで敬遠してきました。しかし店員さんが、「辛くないようにする」と言ってくれたので、それを信じて注文。

 出てきた料理は、スープの水面が赤くなっていていかにも辛そう。しかし食べてみるとそうでもない。「なんだ、意外に美味しいじゃないか」というのが第一の感想。

 次が、「以前おみやげに買ってきたトムヤム味のインスタントラーメンのスープとほぼ同じ味だ」と記憶が蘇りました。ただエビ以外の野菜が意外に固くてびっくり。お腹を壊さないように、じっくりと良く噛んで食べましたが、この後がちょっと心配です。

 ちなみにウィキペディアで見ると、素材はエビ、レモングラス、コブミカンの葉(これが固かった?)、ブリッキーヌ(青唐辛子)、カー(生姜の一種でこれは私は生姜だと感じていました)、フクロ茸(シメジだと思っていました)、コリアンダーだそうですが、確かにそういったものが入っていたように思います。

 というわけで、これの値段がなんと370円ぐらい。地元の人が食べる食堂ですからかなり安い。日本では有名な高級料理ということになっているのだと思います。
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